基本情報技術者試験の合格発表がありました。ちゃんと受かってました。72時間で合格できることを目標にしていたので、やり方は間違っていなかったのではないかと思いました。
目次
1.前提
- プログラムが書ける(AtCoder茶色程度)
- ある程度コンピュータについて知っている(パーツ名がわかればOK)
- IPアドレスには3つのクラス分けがあることを知っている
- セキュリティはDDoS攻撃とか聞いたことがある
- 2進数の計算がわかる
- マネジメント、ストラテジ系は全く知らない
私はテクノロジ系だけ浅く知識がある感じでした。
2.やったこと
2-1.本を一冊終わらせる
研究室にあった「ゼロからはじめる基本情報技術者の教科書」を最初から最後まで読みました。知らなかったところや整理が必要だなと思ったところはmarkdownで書き出していました。
練習問題や演習問題は何も見ずに解き、間違えたらそれもmarkdownで書き出していまいた。
2-2.午前試験で8割取れるようになるまで繰り返し過去問題を解く
研究室には過去問題をまとめた本もなく、また公開されている過去問題を印刷するのも紙の無駄だと思ったので、基本情報技術者試験ドットコムの過去問道場(午前)にある"模擬試験形式で出題"を何度も解いていました。
60%の正答率で午前試験は合格らしいのですが、過去問がギリギリでは本番コケる可能性があるとどこかに書いてあったので、正答率80%を目標に解いていました。また、午前試験は過去問題の使い回しが何割か出るため、重点的に行なっていました。
初回正答率61.3%で、大体10回ほど模擬試験を行って正答率80%超えになりました。
また、自分用のチートシートを作って間違えやすい単語を見直していました。
2-3.午後試験も過去問を解く
過去問道場(午後)を使って全ジャンル満遍なく解いていました。必答問題は勿論、本番では選ばないであろう分野の問題もやりました。
アルゴリズムやプログラム言語の問題に関しては、なぜその答えになるのかということを理解するまで考えました。
ただ、午後試験は過去問題が殆ど出ない(らしい)ため、どういう傾向で出ていたのかを理解し、問題を解くレベルに達しているかを把握するためのみに過去問題を使っていたため、全分野2回しか解いていません。
3.本番の感想
3-1.午前試験
過去問題が出ると聞いていましたが、まあまあな頻度で見たことがある問題が出てきたので楽でした。時間も半分以上残したまま帰りました。
退出後10分ぐらいでスコアレポートが送られてきました。
- ストラテジ系: 85%
- マネジメント系: 90%
- テクノロジ系: 80%
- 得点: 82.5
模擬試験で取れた点数ぐらいは取れていました。ただ、テクノロジ系が一番低いことが気になります。
3-2.午後試験
大問1の情報セキュリティはとても簡単でした。10分以内に解き終わりました。得点率は100%。
大問2のソフトウェア・ハードウェアは少し混乱しました。ただ、論理回路なので落ち着いて解けばできました。時間がかかってもいいので、真偽表を作るとらくだと思いました。得点率は100%。
大問3のネットワークは選択せず。なんかめんどくさそうだったので。
大問4のソフトウェア設計は83%の得点率。何が出題されたかは忘れました。何をミスったかも忘れました。
大問5の経営戦略・企業と法務は未選択。問題も覚えていない。
大問6のデータ構造及びアルゴリズムは得点率100%。簡単ではなかったけど、文章を読んで擬似コードが理解できればそれほど苦ではなかった。一箇所最後まで悩んだ部分があった記憶。
大問7のソフトウェア開発(C)は得点率64%で最低。書いてあるコードが何をしているのかイマイチ把握できてなかったのが原因。言い訳をすると、C++で書かれていたら理解できた。
4.結果
合格しました。午後試験のC言語の問題の正答率が悪いところが悔しいです。本番の時、CがだめならPythonでと思ってPythonの問題を見たら更にめんどくさそうだったのでやめました。
5.おわりに
72時間以内の勉強時間で合格できたので良かったです。これで履歴書の資格・免許の欄に運転免許以外が書けます。あと自分の情報が載った官報を手に入れるのが高校生からの夢だったので、これによって人生でやることリストからタスクが一つ消えていきました。ところで官報公示日が未定なのですが、いつになるんだろう?
さて、応用の方も取ろうかなあと考えていますが、入社して最初の評価軸として使われることもあるらしいので就活が終わるまで放置です。それより就活が難航していてなかなか苦しいところです。
今のところは内定目指して頑張っていく所存です。