Windows TerminalやVSCodeのRemoteについて

投稿者: | 2021年3月25日

研究室のPCの環境をいじっていましたが、色々と勘違いしていたことがあったのでメモしていきます。

1.Windows Terminalのdefaults

すべてのプロファイルに設定したいことを書く部分でした。そのため、”name”を適当に設定すると、すべての名前がそれになります。

https://ateruimashin.com/diary/wp-content/uploads/2021/03/terminal_same_name.png

上の画像はdefaultにPowerShellのプロファイルをまるごと置いたときです。なぜかコマンドプロンプトだけ変更されてませんでした。

特にすべてのプロファイルに設定することがなかれば空欄にしておきましょう。

https://ateruimashin.com/diary/wp-content/uploads/2021/03/terminal_same_name_fixed.png

また、起動時のデフォルトは、”defaultProfile”で設定します。

2.VSCodeでのcppファイルのデバッグのやり方

環境は以前構築したものの、研究室のPCでやるとしてもだめでした。しかし、だめなのは環境ではなくやり方というのがわかりました。

まず、VSCodeに拡張機能であるRemoteがあることが前提です。

remote1

この状態の場合、ビルドやデバッグができます。

2-1.やり方

拡張機能を入れただけの場合、次のようになっています。

remote3

ここからWSLに接続します。

ステータスバーの一番左の緑の部分をクリックする、またはコマンドパレットにRemote-WSLと入力します。すると次のようなプルダウンメニューが出てきます。

menu

この中から、”Open Folder in WSL…”を選択します。

ファイルブラウザが出てくるので開きたいフォルダを選択します。最初はUbuntuのhomeディレクトリ内にいますが、windows側のフォルダも選択できます。

ステータスバーの一番左側が次のようになっていれば完了です。

Status Bar

ディストリビューション名が表示されています。

次回からVSCode起動時はWSLに接続されている状態で起動すると思います。

3.参考文献

WSL2とVSCodeでC++環境構築した(AtCoder Libraryを使えるようになるまで)

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