PCパーツを交換したわけですが、OSは大きくハードウェアを変更するとライセンス再認証が必要になります。今回は主要パーツの殆どを交換したのでもはや別物となっているので、OS再認証が必須です。
しかし、OS再認証をやろうにも全く通らないという。windows10でMSアカウントと紐付けされているから楽に再認証できるようになったはずなんですけど、OS再認証に2日かかりました。ほんま・・・クソ。
私の最終的な解決方法は”OSをクリーンインストールする”ことでした。
前提
- CPUやマザーボードなど主要なパーツを交換した
- OSはwindows8をProへアップグレードしたものをwindows10に無料アップグレードしたもの
- windows10はこまめに更新していたのでOSビルドは 17763.404 (のはず)
- 交換前はOSライセンス認証済み
- エラーコードは0xC004C003
MSアカウントによる再認証
windows10まではオンライン認証と電話認証があり、私の経験上オンライン認証は通った試しがなく、毎回電話認証で6桁*9グループの番号を打ち込み、確認IDを聞きながら打ち込むという虚無の作業で認証していました。
しかしwindows10からはMSアカウントと紐付けされるので、ハードウェアを更新しても簡単にOS再認証できるようになりました。(代わりに電話認証ができなくなったらしいです。)
ハードウェア構成の変更後に Windows 10 のライセンス認証をもう一度行う
しかし今回これは使えず。「再認証できませんでした」画面を虚ろな目で眺めていました。あとで気が付きましたが、MSアカウントと紐付けされている場合、プロダクトIDなどは表示されず、 “Windows は、Microsoft アカウントにリンクされたデジタル ライセンスによってライセンス認証されています” という表示が出るらしいので、上の画像を見る限り紐付けできていなかったぽいです。
プロダクトキーの再入力
再認証の方法にはもう一個、プロダクトキーの再入力があり、これも試しましたが速攻で弾かれました。
しかし、考えてみると、私の手元にはOSライセンスが3つあり、打ち込んだプロダクトキーが今のPCのOSのプロダクトキーではない可能性。とりあえず考えられるPCのシステムが入ってるストレージを抜いて、今のPCに繋ぎ、同じようなエラーを出させたあとにプロダクトキーを入力すると、全部弾かれたのですが、一個だけ挙動が異なるPCを発見。このPCだけプロダクトキーを入力→しばらく間をおいてエラーだったので、多分これのプロダクトキーのだなと。
つまり、今のPCでOS再認証をすることは無理とわかりました。(今のPCのOSのプロダクトキーが見つかれば話は別ですが、家のどっかにあるので探し出すのは難しいです。)
OSのクリーンインストール
無理とわかったので、OSのクリーンインストールを行います。
まずPCにシステム用のストレージだけ繋ぎ、windows8をクリーンインストール。windows8の文字を死にそうな顔をしながら眺めていました。
インストール自体は無事に終了。ライセンス認証を行います。
ROG STRIX Z390-F GAMINGのLANドライバーはwindows8には対応してないのでネットには繋げず。そのため、電話認証でライセンス認証を行いました。
このあとwindows8.1 Pro Packのプロダクトキーを入力しProにアップグレード。あとはwindows10にアップグレードすれば終わりです。windows10インストールメディアを作成し、windows10セットアップからwindows10をインストール。無事にライセンス認証が通りました。
PC組み替えてOSライセンス通すまで2日。ライセンス系のトラブルシューティングは本当に嫌いなので、死にそうな顔してやっていました。最悪、windows10 Pro DSP版を約2万円で買う覚悟でしたが、無事にライセンス通せたのでホッとしました。
MSアカウント認証は私が悪かったみたいなので、PCパーツ交換する前にwindows10のライセンスのところに、 “Windows は、Microsoft アカウントにリンクされたデジタル ライセンスによってライセンス認証されています” と表示されているか確認しよう(戒め)。
これでOSライセンス一個失ってしまった・・・RyzenでPCを新規で組む予定だったんだけどな・・・。