NTT光クロスのルータの設定で手間取った話

投稿者: | 2022年12月18日

引越し先ではNuro光をやめてNTT光クロスを契約しました。ちょうど今初期設定が終わったところですが、思ったより手間取ったのでメモとして残しておきます。

1. 状況

ルータの初期設定をする時、どうやってもルータのデータ通信のランプが光らず、pingを飛ばしてもタイムアウトする。

私の環境は以下の通り。

項目
プロバイダASAHIネット
ルータXG-100NE(レンタルルータ)

2. 原因

DS-Lite設定情報がHGWにインストールされていなかった。

3. 解決方法

プロバイダはASAHIネットなので、IPv4 over IPv6接続が自動的に申し込まれています。そのため、接続方式はDS-Liteになります。そのため、PPPoEの場合とは異なる設定をする必要があります。

3-1. DS-Lite設定情報がインストールされているか確認する

まず、IPv6接続機能の「ご利用までの流れ」のSTEP4. ご利用開始にある、IPv6接続確認ページのリンクをクリックします。

「ASAHIネットのIPv6で接続しています」と表示されたら、ページ下部に小さくあるさらに詳しい情報はこちらのリンクをクリックします。

すると、「接続確認ページ」に飛ぶので、確認開始ボタンをクリックします。

今回のようにpingが飛ばないような状態の場合、次の画像のような結果になります。

DS-Lite設定情報の欄が「確認できず、DS-Lite利用不可」となっていると、インターネットにアクセスできない状態です。

3-2. DS-Lite設定情報を再配信してもらう

ASAHIネットのマイページにログインし、利用サービス一覧を確認するボタンをクリックし、IPv6接続機能の欄にある契約内容を確認するボタンをクリックします。

「IPv6接続機能 契約確認」ページに飛ぶので、ページの下のテーブルから設定情報の再配信の欄にある設定情報を再配信するボタンをクリックします。

「新しいルータに設定情報を送信する」にチェックを入れて、「お客様用意のルータ」にもチェックを入れます。この2つの項目は必須項目のため、チェックを入れないと先に進めません。

また、レンタルルータなのに用意したルータという項目にチェックを入れるのは違和感があると思いますが、全く問題ありません。

次へボタンを押すと、DS-Lite設定情報を再配信するという表示がされるので、10~20分ほど待ちます。同時に再配信の申込みを受理したというメールが届きます。

3-3. 再びDS-Lite設定情報を確認する

3-1節と同じ手順で確認します。ただし、ページへの反映が遅れているのか、アクセスが可能になって5~10分後ぐらいに表示が変わります。

そのため、アクセス可能かどうか確認するには、ルータのデータ通信ランプが青く点灯しているか確認する方が良いと思います。

DS-Lite設定情報がインストールされると、次の画像のような表示になります。

これでインターネットに接続が可能になります。

4. おわりに

最初何も知らずにPPPoE接続を試してPPP認証が通らずにナンデ!?ってなっていました。というか、初期設定手順書にDS-Lite設定に関して何も書かれてないのは不親切すぎるのでは・・・?そもそもこういう初期設定は金を払って作業員に工事と一緒にしてもらう想定なんでしょう。

ネット回線が来たので、10Gbpsに対応したスイッチングハブとNAS買わないとな~。

5. 参考文献

ASAHIネット光、IPv6 PPPoEからIPv6 IPoE DS-Lite (IPv4 over IPv6)にする

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